~冬山登山~

みなさま、こんにちは。
ここ数日のゲリラ的な大雪には本当に参りました。こんな大雪の冬は久しぶりで県南地区では2回目、3回目の屋根の雪下ろしをするお宅も多いようです。。
冬は嫌いではないのですが、「もう降らないで!!!」と言いたくなりました。秋田の春は程遠いです。

さてさて、前回の日記にも書かせていただきましたが厳冬期の秋田駒ヶ岳登山行ってきました。この時期の登山は全く経験もスキルもなく、叶わぬ夢でした。
いつもご来店くださるお客様の中に雪山の上級者の方がおり、同行していただけるとのことで計画がスタート。まずは雪山の装備を揃える段階でご相談させて頂き、ピッケル・アイゼンを購入。当然、ピッケルアイゼンを使った滑落制動訓練も事前に行いました。

田沢湖スキー場カモシカクワットから第3リフトを経て登山開始。登りは山頂が見えるお天気でしたが、途中から強風となり自分も身体を支えるのも精一杯なほど苦戦しました。5人パーティーのうち女性が私ひとりだったのでご迷惑をおかけしないか心配もありましたが、無事に男岳に登頂できました。







山頂に着いてから天候が荒れ、阿弥陀池小屋まで下りる予定を変更し、山頂に雪洞を掘って休憩した後ピストンで下山しました。体力的にな問題なかった今回の登山ですが、絶壁の尾根歩きでビビッて足がすくみ、自分のメンタルの弱さを痛感しました。一時ホワイトアウトになり予想以上の強風と寒さで身体が冷え切ってしまったことも今後の課題です。

何はともあれ無事に帰ってくることができましたが、冬山登山は夏以上に危険を伴うことなのでしかっり登山計画を練ってアテンドしてくださった隊長と副隊長には感謝の言葉しか思いつきません。今まで見ることの出来なかった山頂からの景色をしっかり目に焼き付けてきましたよ。





今回の経験を糧にまた挑戦していきたいと思います。もっと山が好きになる。
それでは今日の日記はこの辺で。。。